お孫様の晴れの日に寄り添って

朝から晴天に恵まれ、まさに新たな門出を祝うのにふさわしい一日。この日、千葉県在住のH様が、お孫様の結婚式にご参加されるとのことで、ご一緒させていただきました。

H様は現在、病院に入院されていましたが、お孫様の晴れの日を祝うため、外出の許可が出ました。病院では、ネクタイを締める練習をしたり、お孫様に渡す手紙を丁寧に準備されたりと、この日を心待ちにされていたご様子でした。

結婚式の控え室では、久しぶりに再会した親族の方々と楽しく会話を交わし、懐かしいひとときを過ごされました。親族紹介の際には、しっかりと挨拶をされ、全体写真の撮影では少し緊張した面持ちでしたが、きりっとした表情で写真に収まっていらっしゃいました。

いよいよ結婚式がスタート。H様は、新郎新婦に惜しみない拍手を送りながら、お孫様の晴れ姿をしっかりと目に焼き付けているようでした。

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誓いの言葉の際も、H様はじっと新郎新婦の姿を見つめ、深い愛情と祝福の気持ちが伝わってきました。

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場所の関係で車いすの向きを変えることが難しい場面もありましたが、新郎新婦の退場を最後まで見届けようと、拍手を送り続けていらっしゃいました。

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屋外でのセレモニーでは、風が強く寒さが感じられましたが、H様は「大丈夫」と笑顔で応えてくださいました。

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そして最後に、新郎新婦との記念撮影。ほんのりと浮かんだ笑みが、お孫様への深い愛情を物語っているように感じました。

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上空には飛行機が飛び、その乗客の方々も、まるでお二人の門出を祝っているかのようでした。

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今回は短時間の外出許可だったため、披露宴にはご参加されませんでしたが、それでもお孫様の晴れ姿をご自身の目で見ることができ、大変満足されたのではないでしょうか。

新郎新婦のお二人が幸せな人生を歩まれますこと、そしてH様が一日でも早くご退院され、ご家族と穏やかな時間を過ごされることを願い、この素晴らしい一日のご報告とさせていただきます。