病気を乗り越えたお祝いのディズニー旅行

京都府にお住まいのY様、娘様と2泊3日のディズニー旅行にご一緒させていただきました。
Y様は今年92歳。大のディズニー好きで、毎年娘様と一緒にディズニー旅行を楽しみにされています。しかし昨年は体調を崩し、大きな手術を受けたため、残念ながら旅行は中止に。それでも「ミッキーに会いたい」という強い思いで、リハビリや治療に励まれたそうです。

2年ぶりにお会いしたY様。お元気な姿に感激しました。娘様からも「今回の旅行が実現するなんて、まるで奇跡のよう」とのお話がありました。

画像の説明

画像の説明

画像の説明

1日目
まずは、新しくオープンした「ファンタジースプリングス」へ。「ラプンツェルのランタンフェスティバル」では、専用の車椅子のまま乗船し、ロマンティックなボートの旅を楽しみました。

その後もクリスマスムードに包まれたディズニーシーを満喫し、夜のパレードまで存分に楽しみました。

画像の説明

画像の説明

画像の説明

画像の説明

2日目
ハッピーエントリーを利用し、朝一番で「美女と野獣“魔法のものがたり”」へ。踊るように動くティーカップに乗って美女と野獣の世界を楽しみました。車椅子専用のティーカップは私達一組だけの乗船でしたので落ちついて乗降する事ができました。

画像の説明

画像の説明

画像の説明

その後もショーや夜のエレクトリカルパレードまで十二分にディズニーランドを楽しみました。

画像の説明

画像の説明

画像の説明

画像の説明

画像の説明

大好きなスティッチとも一緒にパチリ!

画像の説明

3日目
最終日はシェフミッキーでのご朝食。 2年ぶりに会うミッキーとの触れ合いに感激して涙するY様でした。

画像の説明

画像の説明

朝食の後はディズニーシーへ大好きなビックバンドビートを鑑賞し、お買い物やお食事を楽しみました。

画像の説明

画像の説明

そして退園間際、思いがけないサプライズが。トイレを済ませ、「そろそろ帰ろうか」と出口へ向かうと、大好きなキャラクターが現れ、一緒に写真を撮影。その後も次々とキャラクターたちに囲まれ、ハグを受けたY様は感激し、再び涙されていました。最高のプレゼントになりました。

画像の説明

画像の説明

画像の説明

3日間お天気にも恵まれました。92歳のY様。お疲れの様子を見せる事なく新しいエリアでの初めての乗り物やショーを満喫されていました。 3日間ご一緒させていただき 娘様がお母様の事をとても思いやり、 愛情たっぷりに接しているのが印象的でした。 今回のご旅行は娘様からお母様への最高のお祝旅行になった事でしょう。 また来年、ディズニーでお会いするのを 心より楽しみにお待ちしております。

今回のサポートにおける専門的アセスメント(振り返り)

  • 車いす利用を前提としたパーク内支援
    今回の旅行では、Y様の体力面やADLの変化を踏まえ、園内移動は車いすを基本とし、アトラクション・ショー・レストラン・トイレの動線を確認しながら支援しました。ディズニーでは車いす席や専用乗車口を活用できる場面が多く、ご本人の負担を軽減しながら、無理なく楽しんでいただくことができました。
  • 移乗時のリスク管理
    以前と比べて立位保持が難しくなっており、移乗時には麻痺側上肢の落下や過度な挙上に注意が必要でした。特に初日のアトラクション乗車時には麻痺側の腕に痛みの訴えがあったため、その後は上下方向の移乗ではなく、横スライドを意識したトランスファーを行い、疼痛・転倒・骨折リスクの軽減に努めました。
  • アトラクション乗車時の環境調整
    「ラプンツェルのランタンフェスティバル」や「美女と野獣“魔法のものがたり”」では、車いす利用者向けの乗車方法を活用しました。特に車いすを乗り物近くまで寄せられる環境では、移乗動作がスムーズで、ご本人も落ち着いて乗車できました。揺れのある場面では体幹保持を補助し、安全に楽しめるよう対応しました。
  • 排泄・入浴・夜間対応
    旅行中はトイレ介助、入浴介助、更衣、服薬介助を行い、夜間・早朝にも排泄介助が必要な場面がありました。ホテルではベッドの高さにより移乗が難しい場面もあり、宿泊先の環境がADLに与える影響を改めて確認しました。今後はベッド高や浴室環境、トイレ動線の事前確認がより重要と考えられます。
  • 食事・嚥下面への配慮
    食事では柔らかめの食材を選び、必要に応じて切り分け介助や見守りを行いました。旅行中は時折むせ込みが見られたため、水分摂取や食事姿勢に注意しながら、誤嚥リスクに配慮しました。メイバランスなども活用し、摂取量の確保にも努めました。
  • 旅行全体の振り返り
    Y様は92歳というご年齢でありながら、3日間体調不良なく、アトラクション・ショー・キャラクターとの触れ合いを楽しまれました。車いす利用や移乗介助、排泄・入浴支援など多くの介助が必要な旅行でしたが、娘様の温かなサポートと適切な環境調整により、病気を乗り越えたお祝いにふさわしい、心に残るディズニー旅行になったと感じます。

車いすを利用したご旅行をご検討の方は、介護付き旅行についてもご覧ください。