鉄道の旅~長崎編~
神奈川県在住のU様のサポートをさせていただきました。行き先は、九州の長崎、実は付き添いスタッフの故郷でもあります。
そのようなことはさておき、今回のご旅行の目的は、一昨年の9月に開業した西九州新幹線を含めた、電車に乗ることでした。鉄道愛に溢れたU様、今まで、日本全国、いろいろな鉄道にご乗車されており、その情熱、知識に、凡人のスタッフは圧倒されてしまいがちでした 。
羽田空港を出発し、途中、飛行機が揺れたりしましたが 、無事に長崎空港に到着。ただ、晴れていた東京とはうってかわり、生憎の雨模様 、なんだか有名な歌のような感じになっておりました。
空港で長崎の美味を堪能した後は、移動開始。U様が緻密に組まれたスケジュールに沿うには、雨であろうと行動開始です。
まずはタクシーで大村駅へ移動、その後、電車を何度か乗り継ぎ、武雄温泉駅へ向かいました。新しくできた在来線の大村車両基地を訪れ、その後、JR九州が誇る観光列車(JR九州の列車は、本当にデザインが秀逸です)、ふたつ星、そして36ぷらす3に乗車しました。
ふたつ星は、大村湾に沿って走っており、その景色は曇天の中であっても美しく、また、36ぷらす3は内装が豪華絢爛、チョットセレブな気分になってしまいました 。
その後、武雄温泉からは、念願の西九州新幹線に乗車し、長崎駅へ移動。私も初めての乗車でした。30分ちょっと、あっという間の移動でした 。
長崎駅近くの食堂で、再び、長崎の美味を味わったあと、ホテルにチェックインし、一日目が終了となりました
二日目の朝、朝食も早々に終え、行動開始です。まず、西九州新幹線の駅をコンプリートし、その後、博多まで移動、福岡市の地下鉄を堪能、そして、飛行機で東京まで戻るというなかなかハードな日程です 。
九州新幹線の各駅で下車して記念撮影、まだ新しい駅舎が、昨日とはうって変わっての青空に映えていました。
武雄温泉駅から博多駅までは、在来線の移動でした。トンネル区間がほとんどの新幹線とは異なり、佐賀平野の景色を楽しみながら、駅弁に舌鼓をうっておられました。
博多駅到着後は、福岡市営地下鉄の旅です。途中で駅を降り、再び乗車。普段、このような形で地下鉄に乗ることはありませんが、地下鉄の駅を降りた時に見える街の景色それぞれが、福岡が都会であることを改めて実感させてくれました(長崎出身のスタッフにとって、福岡は身近な都会なので、昔は、憧れがありました)。
福岡空港到着は、飛行機出発の1時間少し前。U様の行程管理の素晴らしさに、再び、驚くこととなりました。
空港でお土産を買った後は、羽田に向けて出発。行きと違い、揺れも少なく、快適なフライトでした。
今回のご旅行中、U様は車椅子でのご移動でしたが、他の乗客の方が場所を譲ってくれたり、駅や空港のスタッフの方がサポートする時、毎回、丁寧に感謝の言葉を述べておられました。
いろいろな場所がバリアフリーになり、車椅子での移動も、以前より容易になりましたが、U様のそのようなお気遣いは、人々の心のバリアすらなくしてくれる、そんな感じがしました。