仙台から東京へ1泊2日|高齢者の介護旅行・観光サポート事例
猛暑の夏が終わり、朝晩と涼しくなってまいりました。
いよいよ、旅行のベストシーズン、秋の到来です。
今回は、仙台在住のS様の東京見物をサポートさせていただきました。
行き先は、東京タワーそしてスカイツリー、東京が誇る二大タワーの訪問です。
スタッフは東京タワーは何度か訪れたことがありますが、スカイツリーの展望台は実は初めてでした。ちなみにS様はスタッフとは逆で、スカイツリーは訪れたことがありますが、東京タワーは初めてとのことでした😲
そんな他愛もない話をしつつ、新幹線はあっという間に東京駅に到着しました。
到着した1日目は、まず、東京タワーへ。夕方から夜にかけて、景色が変わっていく姿をお楽しみいただきました。
大都市、東京の景色をバックに記念撮影

訪れた時の景色はこのような感じでしたが

でも、少し時間が経つと、このように変化し

更に帰る頃にはすっかり夜景になっていました

その後、東京タワーのフットタウンで夕食を摂り、1日目の観光は終了となりました。
そして2日目は、スカイツリーを訪れました。旅行前は台風の影響で雨予報が出ていましたが、その予報も外れ、まずまずのお天気、いやぁー、ついています✌️
まずは展望台に上がる前に記念撮影

そして、いよいよ高さ350メートルの展望台へ。東京タワーと異なり、周りに高い建物がありませんので、東京タワーとは異なった景色を楽しむことができました。
大都市、東京をバックに記念撮影

どこまでも続く、大都市、東京の景色

展望台を見学し終えた後、帰りの新幹線までまだ時間がありました。S様に「どうしましょうか?」とお尋ねしたところ、「すみだ水族館へ行きたい」とのことでしたので、水族館へ行くことにしました。
入口の前で記念撮影

水族館は広くはないものの、魚たちがよく見えるような工夫がされていました。S様も、魚たちの様子を熱心にご覧になっておりました。



2日間の旅行というのは、あっという間に終わってしまうものです。水族館を見終わった後は、仙台へと戻ってまいりました。
短い滞在時間でしたが、大都市東京の景色をご覧になり、優雅に泳ぐ姿を見て、S様にとっていい思い出となったのでしたら、幸いです。
今回のサポートにおける専門的アセスメント(振り返り)
- 座位保持と移乗介助について
ご本人様は座位保持に両上肢の支持を必要とする状態であり、ご旅行という慣れない環境下での移乗動作は、付き添いスタッフによる全介助で対応いたしました。
また、長時間の車いす座位では臀部痛が出現しやすく、車いすで移動中であってもご自身で座り直しを行おうとされる場面が見られたため、そのような時はすぐに車いす移動を止め、適宜除圧や姿勢調整を行いながら安楽な姿勢の維持と褥瘡予防に努めました。 - 食事・服薬時の環境調整について
ご入居施設では自助具を使用してご自身で食事を召し上がられていますが、新幹線や外食先ではテーブルの高さや座位姿勢の条件が異なり、普段と同じ方法での食事が難しい状況でした。そのため、姿勢の安定性や誤嚥リスクを考慮し、食事・服薬ともに付き添いスタッフが介助で対応させていただきました。環境が変わった際にも安全に食事を継続できるよう、その場に応じた支援方法を選択いたしました。 - 排泄介助と清潔保持について
ホテルでは手すりの位置やトイレ環境がご入居施設とは異なり、普段行えている動作が難しい状況でした。
そのため、ベッド上で衣類の上げ下ろしを行ってからトイレへ移動するなど、環境に合わせた介助方法で適宜対応させていただきました。
また、ご旅行中は清潔保持と皮膚トラブル予防のため、臀部・陰部の清拭や更衣、衣類の管理などを行い、快適にお過ごしいただけるよう配慮しました。 - バリアフリー環境の確認について
新幹線利用時は駅員による簡易スロープの設置や案内を受けながら移動を行いました。
また、東京タワー・東京スカイツリー・すみだ水族館では障害者手帳による割引制度を活用したうえで各施設を利用しています。
一方で、宿泊先や観光施設では、ご入居施設での普段の環境とは異なる場面も多く見られました。
特にホテル浴室では、手すりの位置やシャワーチェアの形状がご本人様のお身体の状態に合わず、入浴は安全面を優先して清拭対応といたしました。
介護旅行では、旅先の環境に合わせて介助方法を柔軟に調整することが求められます。安全面に十分配慮しながらも、ご本人様に旅を楽しんでいただけるよう、その時々の状況に応じた支援方法を選択することの大切さを改めて感じました。 - ご旅行全体を通して
今回のご旅行では、東京タワーや東京スカイツリー、すみだ水族館など東京ならではの観光を楽しまれました。
ご本人様は言葉での意思表出が難しい場面もありましたが、スタッフからの声かけへの理解は保たれており、表情や反応を確認しながらサポートをさせていただきました。
移動・食事・排泄・姿勢保持など多くの場面で介助を要するご旅行でしたが、大きな体調変化なく2日間を過ごしていただくことができました。
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